僕らの秘密基地
靴を履かずに裸足のままで
あぜ道 走る
僕らの そう 秘密基地へ
向かっていたよ
10円持ってうまい棒買い
秘密の基地で
みんなで食べた記憶も懐かしかった
ああ どうして時が流れ
ああ 大人になってしまう?
あの日の記憶は何も変わらず
やぶの中からエロい雑誌を
みんなで集め
秘密の基地の中で
こっそり読んだ
ああ あの日の僕ら きっと
意味のないことが そう とても
楽しすぎたんだ
だけど戻れない
ああ 秘密の基地は
もう残ってはいない
でも目を閉じればそこに
今でも浮かび上がる
夏の思い出
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