ボーカロイド調教に必要な音楽理論T 音程編

前項で「ボーカロイド調教に必要な知識」として、”中学校程度の音楽理論”を挙げましたが、ここではその”必要な音楽理論”についてまとめたいと思います。

音程の定義

「音程」とは、音の高さ、低さという「音の上下」を決定する要素です。

基本中の基本「ドレミファソラシド」

説明するより聞いた方が早いので、下のプレーヤーで聞いてみましょう。

試聴プレーヤー

この音の並びが「ドレミファソラシド」です。
譜面での位置は、下の図のようになります。(画像クリックで別窓拡大表示)

ドレミファソラシド

上の図に書きこんであるように、音楽理論においては、

という風に、記号が割り当てられています。
この記号割り当ての暗記はボーカロイドのみならず、DTMにおいて※必須※ですので、頑張って覚えましょう。

♯(シャープ)と♭(フラット)について

ある音の”半音上”の音を表現する時に付ける記号です。
(例)Aの半音上 → A♯

ある音の”半音下”の音を表現する時に付ける記号です。
(例)Aの半音下 → A♭

「ドレミファソラシド」と「♯・♭」 対応鍵盤

対応鍵盤…下の図のようになります(画像クリックで別窓拡大表示)

ドレミファソラシド対応鍵盤図
まとめ

基本的に、現代音楽は

の、12個の音の組合せによって成り立っています。
ボーカロイドは基本的に単音のみでの編集になりますので。この12個の音を理解するのが必須となります。

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